おはようございます。
当院に初めて来られた方の中に
腰や膝にサポーターをしている姿を良く見かけます。
サポーターをすると少しでも動きやすくなりますよね。
でも、これは治っているのではなく、
痛いところを動かさないようにして
関節や筋肉をさぼらせているということ。
例えば腰の場合、関節は約12関節、
そして筋肉は10個ほどあります。
これらの組織にはたくさんのセンサーがあり、
今どれぐらい筋肉に力が入ってるとか、
どれぐらい関節が曲がっているなどの感覚を脳に送っています。
サポーターをすると動かさないからこのセンサーの必要性が無くなります。
なので、センサーが使えなくなってしまいます。
すると・・・
センサーが利かなくなるので、
腰は不安定感に襲われ、正しく使うことが出来ず、
ぎっくり腰になりやすい状態になってしまいます。
さらにサポーターをしていないと不安で、
サポーター依存症のようになってしまいます。
これは腰に限ったことではなく、
膝や足首にも言えることです。
昔はサポーターをすると筋肉が落ちる
といわれていました。
しかし、近年の研究で筋力は落ちないことが
わかりましたが、サポーターはこれらの弊害を起こしますので、
くれぐれもお気をつけてください。
質問や気になる事があれば・・・
もしくは、086-221-7272まで。
気軽にお問合せ下さい。
今日の患者さんのお悩み
腰痛、肩こり、捻挫、ギックリ腰、ムチ打ち、 靭帯損傷、頭痛、ヘルニア