寝違え

寝違えは、睡眠中にいくつかの要素が重なって首や肩に負担がかかる状態を続けて取る事で、朝に首から肩の痛みを生じるものです。
一般的にもよく耳にするので経験したことがある方も多いのではないでしょうか?症状は数時間で改善する軽度な痛みの場合もあれば、数日にわたって首を動かせなくなるくらいの痛みを生じることもあります。また、痛めている組織によってはシビレや腕への放散痛を生じる事もあります。

そんな、誰もが一度は経験したことのある寝違え。
そもそもなぜ 寝違えは起こってしまうのでしょうか。
多くは3つの理由がその要因となっています。

1つ目の理由は、枕の使い方。
枕は首の根元まで入れて使わなければなりません。

2つ目の理由は水分の不足による脱水。
寝ている間に身体から300~400mlほどの水分が失われます。
体重の約1%の水分が喪失すると軽度の脱水と言われていますので、
特に寝る前には水分を摂取する必要があります。

3つ目の理由は、寝返りの頻度。
低反発系のマットレスや枕の場合、身体が沈みますので、
どうしても他のマットレスなどと比べ寝返りの回数が減ってしまいます。
結果として、同じ姿勢を長時間取ってしまうことになるので、
寝違えを生じやすくなります。

この3つの理由から寝違えの多くは発生してしまうのです。
よって、枕を首元まで入れ、普段から水分摂取を心掛け、
寝る前にも少し水分を摂る。
そして低反発系のマットレスや枕などは
できるだけ避けていただければ、ある程度の予防ができます。

もちろん疲労など他の原因によって発生することもありますが、
3つの予防をすることで寝違えになりにくくなることは間違いないでしょう。

上記のように注意することで予防は出来ます。しかし、どんなに注意していても完全に無くす事は難しいです。なので、それでも寝違えてしまった場合、ただの寝違えと放置せず、治療を受けるようにして下さい。まるた整骨院では病態把握を初回のカウンセリングで力を入れて取り組んでおり、まず今どのような状態でどの時期にあたるのか、そして今どんな施術をしなければならないのかを判断し、皆様に最善の施術を提案します。

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